朝、ベッドから一歩を踏み出した瞬間の、あの踵(かかと)を突き刺すような激痛。

「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」と診断され、大好きなウォーキングを控え、言われた通りに安静にし、靴の中に高いインソールを入れて過ごしているのに、なぜ私の踵はこんなにも痛いままなのでしょうか。
「歩かなければ治る」と信じて、家の中でもすり足で歩き、痛みを庇いながら生活しているのに、一向に良くならない。
それどころか、日を追うごとに「明日はもっと痛くなるんじゃないか」という不安ばかりが膨らんでいく…
今、この記事を読んでいるあなたは、そんな先の見えない暗闇の中で、本当に一生懸命、ご自身の体と向き合ってこられたはずです。
もし、あなたが「これだけ言われた通りにしているのに治らないのは、私の何がいけないんだろう」と自分を責めているなら、どうかもう止めてください。
あなたが治らないのは、処置が遅かったからでも、あなたの体の回復力が衰えているからでもありません。
長引く踵の痛みが治らないのには、科学的な「明確な理由」があります。
今回は、従来の治療では見落とされがちだった痛みの本質と、あなたの踵がもう一度、軽やかに地面を踏みしめられるようになるための「新しい解決策」をお届けします。
なぜ「安静」や「インソール」を続けても変わらないのか?
病院や一般的な整体では、踵の痛みの原因を「足の裏のクッション(足底腱膜)に傷がついているから」「骨の変形(骨棘)があるから」と説明します。これを「構造モデル(患部中心の考え方)」と呼びます。
確かに、痛みが始まって最初の数週間(急性期)であれば、この考え方で正解です。安静にしてインソールで負担を減らせば、組織の傷は自然と修復されていきます。
しかし、3ヶ月以上経っても痛みが続いているなら、話は完全に別です。
人間の組織は、どんなに長くても数ヶ月あれば本来の修復を終えます。つまり、あなたの足の裏の「傷」は、とっくに治っている可能性が高いのです。
それなのに痛みが消えないのは、「原因が足の裏(構造)から、別の場所へと移り変わっているから」に他なりません。
傷が治っている足の裏をいくら安静にさせても、高価なインソールで守っても、痛みの根本的な原因には届かない。これが、あなたがこれまで「言われた通りのケア」を続けても変わらなかった、最大の理由です。
レントゲンで「異常なし」と言われる、本当の辛さ
慢性的な踵の痛みに悩む多くの方が、整形外科でレントゲンを撮り、こう言われて深く傷ついています。
「骨には異常ありませんね」
「少しお薬と湿布を出しておくので、様子を見てください」
骨に異常がないと言われれば、本来は喜ぶべきことかもしれません。しかし、現実に歩けないほどの激痛を感じているあなたにとっては、「異常がないなら、この痛みは何なの?」「私の気のせいだとでも言うの?」と、自分の苦しみを誰にも信じてもらえないような、深い孤独感を味わったのではないでしょうか。
医学の世界では、「画像に写る異常」と「実際に感じる痛みの強さ」は比例しないことが、近年の研究で常識となっています。
レントゲンに写らないからといって、あなたの痛みが気のせいであるわけがありません。画像には写らない「神経ネットワークの過敏化」が、あなたの体の中で起きているのです。
世界基準の痛み治療「BPSモデル」が明かす、痛みの全体像
では、足の裏の傷が治っているのに、なぜ激痛が走り続けるのでしょうか? その答えを教えてくれるのが、世界的な慢性痛の治療基準である「BPSモデル(生物・心理・社会的モデル)」です。
長引く痛みは、組織の傷(生物)だけでなく、あなたの「心(心理)」や「生活環境(社会)」が複雑に絡み合って作り出されています。
当院では、この3つの視点からあなたの踵の痛みを紐解いていきます。
① 【生物(B)】脳の火災報知器の誤作動
足の裏の傷(ボヤ)は消えたのに、痛みを脳に伝える神経系(火災報知器)が過敏になり、煙もないのに警報を大音量で鳴らし続けている状態です。 あちこち痛む場所が変わったり、日によって強さが違うのは、神経の興奮度合いが揺れ動いているサインです。
② 【心理(P)と社会(S)】女性のライフステージと日常のストレス
「歩いたらまた痛むかも」という恐怖心(心理)や、「40〜60代女性特有の更年期による変化」、そして「立ち仕事を休めない、家事を代わってもらえない」という環境のプレッシャー(社会)が、脳の神経系をガチガチに緊張させ、痛みの警報をさらに鳴り響かせます。
当院はあなたの痛みを「部分」で見ません
当院(痛み回復センター東京)が、長年多くの慢性痛患者様に選ばれ続けているのは、あなたの踵(部分)だけを見るのではなく、「あなたという人間(全体)」に向き合うからです。
強い力で足の裏を揉みほぐしたり、無理なストレッチを強いることはいたしません。そのような強い刺激は、過敏になった脳をさらに警戒させ、痛みを悪化させる原因になるからです。
当院が行うのは、触れているだけのような微細な施術。 優しく触れることで、緊張しきった脳と神経系に「もう安心しても大丈夫だよ」という信号を届けていきます。
同時に、「なぜ痛むのか」のメカニズムを納得いくまでお話しします。 原因が分かり、脳と心が「安心」を取り戻したとき、あんなに頑固だった踵の激痛は、驚くほど静かに消えていくのです。
もう一度、一歩を踏み出す怖さのない毎日へ
「このまま歩けなくなったらどうしよう」という不安に、毎日を支配される必要はもうありません。
あなたの体は、治る力を失ってはいません。ただ、脳の警戒システムが少しだけ、誤作動を起こしているだけなのです。その誤作動を優しく紐解き、リセットしていけば、あなたの踵はもう一度、本来の軽やかさを取り戻します。
朝、すっとベッドから起きて、何事もなかったかのように歩き出せる朝。 お友達と笑顔でランチを楽しみ、公園の美しい景色をのんびり散歩できる休日。
そんな、当たり前で、何よりも大切な日常の扉を、一緒に開きませんか?
あなたが勇気を出して踏み出す次の一歩を、お待ちしています。
