肩の石灰沈着・水が溜まる…「炎症」が消えても痛みが続くのはなぜ?

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注射を打っても繰り返す痛み

「肩に水が溜まっていますね(滑液包炎)」

「石灰が溜まっています(石灰沈着性腱板炎)」

そう言われて、整形外科で水を抜いたり、ステロイド注射を打ったりした経験はありませんか? その直後は良くても、数ヶ月するとまた痛みがぶり返す…。 この「いたちごっこ」に疲れてしまったあなたへ。

痛み回復センター東京の早坂です。 今日は、なぜ炎症を抑えても痛みが消えないのか、その謎を解き明かします。

「水が溜まっている=痛い」の嘘

画像診断で「滑液包が厚くなっている」「水がある」と言われると、それが痛みの原因だと思ってしまいますよね。 しかし、ここでも驚くべきデータがあります。

40歳〜70歳の「肩が痛くない男性」を調べたところ、なんと78%の人に滑液包の肥厚(水が溜まっているような状態)が見つかりました 。 さらに言えば、96%の人に何らかの異常が見つかったのです 。

つまり、水が溜まっているのは「40代以上なら当たり前のこと」であり、必ずしもそれが悪さをしているわけではないのです。 体の中でバランスが取れていれば、水があっても石灰があっても痛くありません。これを「生物学的平衡」と呼びます 。

なぜ、あなただけが痛いのか?

では、なぜ痛くない人と、あなたのように痛む人がいるのでしょうか。 その違いは、関節の中にある「化学物質(スープ)」の違いです。

痛みが続く人の関節内では、IL-8(インターロイキン8)のような炎症物質が増え、それが神経を刺激し続けています 。 そして最も重要なのが、長引く痛みによって「神経が過敏」になっていることです。

  1. 最初の炎症(火事)が起きる。
  2. 神経が興奮し、痛み信号を送る。
  3. 火事(炎症)が消えた後も、神経が興奮したまま戻らない
  4. 少しの刺激(気圧やストレス)で「激痛」を感じてしまう。

ターゲットは「水」ではなく「神経」

あなたが戦うべき相手は、溜まった水や石灰ではありません。 火事が消えた後も鳴り止まない「火災報知器(過敏になった神経)」です。

注射で水を抜くことは、一時的な対処に過ぎません。 根本的に治すには、過敏になった神経に「もう火事は終わったよ」と教え、鎮めてあげる「神経リセット」が必要です。

薬に頼らない体へ

「もう注射は打ちたくない」 そう願うなら、アプローチを変える時です。 当院のペインエデュケーションに基づいた施術で、過敏なセンサーを正常に戻しませんか? あなたの肩は、もっと楽になれるはずです。

神経の興奮を鎮めるには、強いマッサージは逆効果です。 「では、どうすればいいの?」と思われた方は、LINE登録で限定記事を受け取ってください。 自分でできる神経リセット法もお伝えしています。

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この記事を書いた人

早坂 秀一のアバター 早坂 秀一 痛み回復センター東京代表/日本慢性痛施術者協会理事/慢性痛施術者・整体師(臨床歴13年)


もう治らない」と諦めかけているその痛み、実は体だけでなく「脳や心の緊張」が原因かもしれません。 私は、単に筋肉をほぐすだけでなく、対話を通じて不安を取り除き、あなたが本来持つ「回復する力」を引き出すことを大切にしています。


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