「肩こりからくる頭痛」がマッサージで治らない理由
ストレスと首の意外な関係
夕方からの締め付け
夕方になると、頭全体が締め付けられるように痛くなる。 「あぁ、また肩が凝っているな」と思い、マッサージや整体に通うけれど、翌日にはまた元通り。 仕事のストレスが重なると、テキメンに痛くなる…。
そんな「緊張型頭痛」のループから抜け出せないあなたへ。
こんにちは、痛み回復センター東京の早坂です。 筋肉をほぐしても治らないのは、「こり」を作っている犯人を見逃しているからです。
なぜ、ストレスで頭が痛くなるのか?
「ストレスで肩に力が入るから」 確かにそれもありますが、もっと深い理由があります。 それは、脳の中での「痛みの混線(配線ミス)」です。
- ステップ1:ストレス反応
嫌なことやプレッシャーがあると、脳から「戦え!」という指令が出て、無意識に首や肩の筋肉が収縮します。 - ステップ2:脳の混線(収束)
実は、首からの神経と、顔・頭からの神経(三叉神経)は、脳幹という場所で合流します。これを「三叉神経頸髄複合体(TCC)」と呼びます。 ここで情報が混ざってしまうため、脳は「首の緊張」を「頭の痛み」と勘違いしてしまうのです(関連痛)。 - ステップ3:抑制機能のダウン
健康な脳なら、多少の痛みは「下行性抑制系」というブレーキ機能で抑え込めます。しかし、ストレスや不安が続くとこのブレーキが壊れ、痛みが垂れ流しになってしまいます。
「良い姿勢」の呪縛
「姿勢を良くしなきゃ」と頑張っていませんか? 実は、無理に背筋を伸ばす「良い姿勢」は、かえって背中の筋肉を緊張させ、頭痛を悪化させることがあります(これを「軍隊姿勢」と呼びます)。
本当に必要なのは、形を整えることではなく、「力を抜く(脱力する)」技術です。
筋肉ではなく「神経」をオフにする
マッサージで筋肉を揉んでも、命令を出している神経が「戦闘モード」のままでは、すぐにまた硬くなります。 必要なのは、「ストレスで高ぶった交感神経」をオフにすること。
当院の施術は、グイグイ揉むことはしません。 呼吸と連動させたソフトな刺激で、脳に「もう戦わなくていいよ」と教えてあげます。
頑張り過ぎるあなたへ
緊張型頭痛は、体が「もう休んで」と叫んでいるサインです。 薬でごまかして頑張り続ける前に、一度脳をリセットしてあげましょう。
ご自身の痛みが「なぜ起きているのか」を知るだけで、脳の緊張は解け始めます。
現在、当院のLINE公式アカウントでは、「慢性痛を根本から解決するための全3回の限定記事」を無料で配信しています。
- なぜ、マッサージや湿布で治らないのか?
- 「異常なし」でも激痛が走るメカニズムとは?
- 自分でできる「脳のリセット法」
これらを知ることは、治療の第一歩です。 「一生この痛みと付き合う」と諦める前に、ぜひ受け取ってください。
