慢性腰痛に「リラックス方法(呼吸法)」が効く科学的理由
脳の”戦闘モード”を解除する
「腰痛にはリラックス」…なぜだか説明できますか?

「ストレスが原因の腰痛には、リラックスが大事」 「自律神経を整えると良いらしい」
なんとなく知ってはいるけれど、「なぜ?」「どうやって?」と聞かれると、曖昧(あいまい)ではないでしょうか。 「お風呂に入って”ホッ”とすること?」 「アロマを焚くこと?」
実は、「リラックス」が慢性腰痛に有効なのは、「気の持ちよう」などではなく、「脳のシステム」を科学的にリセットできるからです。
こんにちは。慢性痛専門の整体院「痛み回復センター東京」の早坂秀一です。 この記事では、「リラックス」が「痛み」に効くメカニズムと、今すぐできる最強のセルフケア「呼吸法」を解説します。
「リラックス」=「脳の戦闘モード」を解除するスイッチ
当院では、長引く慢性腰痛を「壊れた火災報知システム」と解説しています。 (→この「慢性痛」の全体像については、当サイトのなぜ、あなたの慢性腰痛は治らないのか?で詳しく解説しています)
あなたの「脳(警備室)」は、痛みとストレスでパニックを起こし、
「戦闘モード(交感神経)」が”入りっぱなし”になっています。
「戦闘モード」の脳は、わずかな刺激も「危険!」と判断し、筋肉を緊張させ、痛み(警報ベル)を鳴らし続けます。
「リラックス」とは、この「戦闘モード」のスイッチを強制的にオフにし、 「リラックスモード(副交感神経)」のスイッチをオン にする行為です。
「リラックスモード」になると、脳(警備室)は「あ、今は安全なんだ」と認識し、パニック(過剰防衛)を止め、警報ベル(痛み)の音量を下げるのです。
なぜ「呼吸法」が最強のセルフケアなのか?
「リラックス」する方法(入浴、音楽、アロマ)は多々ありますが、最も強力で、誰でも「今すぐ」できるのが「呼吸法」です。 なぜなら、「呼吸」は、自律神経(脳のスイッチ)を唯一、自分の”意志”でコントロールできる手段だからです。
脳をリセットする「1分間呼吸法」
【1分間呼吸法】
椅子に浅く座るか、仰向けに寝ます。
- 「吐く」:口をすぼめて、「フーッ」と細く長く、8秒以上かけて、息を「吐き切ります」。
- 「止める」:4秒間、息を止めます。(苦しければ省略可)
- 「吸う」:鼻から4秒かけて、ゆっくり息を吸い込みます。(この時、胸ではなく「お腹」が膨らむのを意識)
これを1分間(4〜5セット)繰り返します。
ポイント:「吸う」こと(戦闘モード)よりも、「ゆっくり長く吐く」こと(リラックスモード)に意識を集中させてください。(※秒数はあくまでも目安です。自分で気持ちいいと感じる(リラックスできる)範囲で行いましょう)
「呼吸法」は”応急処置”です。根本改善には「脳の再学習」が必要
この呼吸法は、「戦闘モード」を一時的に解除する「応急処置」としては非常に優秀です。 しかし、あなたの「警報システム」そのものが”壊れて”しまっている(誤作動を”学習”してしまっている)場合、呼吸法だけで根本改善するのは困難です。根本改善するには「脳の再学習」が必要です。
「呼吸法だけでは、またすぐ元に戻ってしまう」 「”システムの誤作動”を、根本からリセットしたい」
その「気づき」こそが、根本改善への第一歩です。 当院は、その「脳のシステムエラー」にアプローチする専門家です。 (→その理論の土台はペインデュケーションとは?で解説しています)
「応急処置」ではない「根本改善」のアプローチについては、当院のLINE公式アカウントにご登録いただいた方だけに、【全3回の限定記事】として無料でお届けしています。 (※Webでは公開していない、当院だけの「神経リセットアプローチ」も解説しています)
