坐骨神経痛は「温める」べき?
「お風呂」で楽になるが”治らない”本当の理由
「お風呂に入っている時だけが、唯一ホッとする時間…」
「お風呂で温まると、あの嫌な痛みやしびれが和らぐ」
「カイロを貼っていると、少し楽になる」
「でも、結局お風呂から出ると、また元に戻ってしまう…」
あなたも、そんな経験はありませんか? その「温めると楽になる」という感覚は、大正解です。あなたの体は間違っていません。
しかし、同時に「大きな落とし穴」でもあります。 なぜなら、多くの人が「楽になる=治っている」と勘違いし、根本的な原因を放置したまま「温めるだけ」の対処療法を繰り返し、結果として症状を慢性化させてしまうからです。
こんにちは。慢性痛専門の整体院「痛み回復センター東京」の早坂秀一です。 この記事では、「温めると楽になる」メカニズムと、なぜそれだけでは「根本改善」に至らないのか、その理由を解説します。
なぜ「温める(お風呂)」と楽になるのか?
温めることで痛みが和らぐのには、2つの科学的な理由があります。
【温めると楽になる2つの理由】
理由1:血流が改善し、発痛物質が流れる
体が冷えると、血管は収縮し、血流が悪くなります。すると、痛みを生み出す「発痛物質」がその場に溜まり、痛みを強く感じます。
温める(入浴する)と、血管が広がり、血流が改善します。これにより、溜まっていた発痛物質が洗い流され、一時的に痛みが緩和します。
理由2:神経(警報器)が「安心」する
温かいお風呂の「心地よい」という感覚(触覚)は、「痛い」という感覚(痛覚)よりも優先的に脳に伝わります。
これにより、過敏になっていた神経(警報器)が一時的に落ち着き、脳(警備室)も「安全だ」とリラックスするため、警報ベル(痛み)が小さくなるのです。
「温めても治らない」本当の理由
「じゃあ、毎日温め続ければ治るんだ!」…残念ながら、そうはなりません。 なぜなら、温める行為は「火災報知システム」の例えで言うと、「警報器(神経)を一時的になだめている」だけに過ぎないからです。

【根本原因は「放置」されています】
「火元(体の歪み)」は、お風呂に入っても消えていません。「壊れた警報システム(脳の勘違い)」も、修理されていません。
お風呂から出て体が冷え、血流が元に戻れば、また「火元」はくすぶり始めます。 そして、一度「誤作動」を学習してしまった「脳(警備室)」(→詳しくはペインデュケーションとは?へ)は、すぐにまたパニック(過剰防衛モード)を再開します。
これが、「お風呂に入ると楽だが、翌朝には元通り(→朝起きると腰が痛い)」の正体です。 あなたは「警報器をなだめる」こと(対処療法)に満足し、「火元を消し、システムを修理する」(根本改善)ことを忘れてしまっているのです。
温めると「悪化」するケース
【注意】急性期は「冷やす」が鉄則ですただし、もし「ぎっくり腰(→ぎっくり腰 繰り返すの記事へ)」や「怪我の直後」のような「急性期」の場合、温めるのはNGです。
炎症(火事)が起きている最中に温めると、火に油を注ぐことになり、激しく悪化します。
「ズキズキと脈打つように痛む」「じっとしていても痛い」場合は、まず冷やして(アイシング)、安静にしてください。
「対処療法」を卒業し、「システム」を修理しませんか?
あなたの坐骨神経痛が「慢性(3ヶ月以上続いている)」で、「温めると楽になる」タイプなのであれば、戦うべき相手は「冷え」ではありません。 「壊れた警報システム(脳・神経)」そのものです。 (→この「慢性化」の全体像については、当サイトの坐骨神経痛が「治らない」本当の理由で詳しく解説しています)
「対処療法」を卒業し、「根本改善」を目指しませんか? 「お風呂で楽になる」というヒントに気づいたあなただからこそ、「本当の原因」にたどり着いてほしいのです。
次のステップとして、当院が「なぜシステムを修理できるのか」という「答え(解決策)」を、学んでみませんか?
その「本当の答え」と「当院独自の神経リセットアプローチ」については、当院のLINE公式アカウントにご登録いただいた方だけに、【全3回の限定記事】として無料でお届けしています。 (※Webでは公開していない、当院だけの「神経リセットアプローチ」も解説しています)
