「痛み=脳の警報」と理解する
痛みはあなたを守ろうとしている
目次
痛みを「憎んで」いませんか?

「この痛みのせいで何もできない」
「この痛みさえなければ幸せなのに」
「私の体は、私を苦しめようとしている」
そうやって痛みを敵視すればするほど、実はあなたの脳は「痛み=脅威(敵)」と認識し、さらに感度を高めてしまいます。 痛みは、あなたを攻撃しているのではありません。
こんにちは。慢性痛専門の整体院「痛み回復センター東京」の早坂秀一です。 STEP 2では、痛みの「本当の役割」についてお話しします。
痛みは「火災報知器」である
痛みとは、あなたの脳が「体を守るため」に出している「警報(アラーム)」です。 家を守る「火災報知器」と同じです。
- 急性痛(ケガ): 「火事だ!逃げろ!」という正しい警報。
- 慢性痛(あなたの痛み): 火事は消えているのに、「火事かもしれない!」と鳴り続けている「誤作動」。
(→この「警報システム」の仕組みは、ペインデュケーションとは?で詳しく解説しています)
【STEP 2のゴール】痛みの「解釈」を変える
【STEP 2のゴール】
- 「痛みは敵ではない。私の体を守ろうとしている警報なんだ」と理解する
- 「でも今は、その警報機がちょっと“過敏”になってしまっているだけなんだ」と気づく
このように、痛みに対する「解釈(意味づけ)」を変えること>が、脳を安心させるための重要なステップです。
警報の仕組みがわかったら、次へ
「警報機がちょっと“過敏”になっているだけなら、リセットできるかもしれない」 そう思えてきませんか?
次は、その警報機を“過敏”にさせている「燃料(ガソリン)」の正体を暴きます。 それは、あなたの心の中にある「ある感情」です。
次の記事へのリンク:
【STEP 3】痛みの「ガソリン(ストレス)」に気づく >
- 参照論文:
- Woolf CJ. (2011)
- Central sensitization: Implications for the diagnosis and treatment of pain. (Pain)
- 内容: 慢性痛の原因が、末梢(患部)ではなく中枢(脳・脊髄)の過敏化(Central Sensitization)にあることを定義した重要論文。
- Moseley GL. (2007)
- Reconceptualising pain according to modern pain science. (Physical Therapy Reviews)
- 内容: 「痛みは脳の出力である」という現代の疼痛科学(Pain Science)の基礎概念。
- Woolf CJ. (2011)
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