足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)が悪化すると、股関節や膝も痛くなったり、歩き方が不自然になるなど、さまざまな症状ををひき起こします。
また、長い間痛い方の足をかばっているうちに両方の足が痛くなってしまう人もいます。
普通に生活するのもつらく、外出を控えたり、仕事を休業せざるをえない人もいます。
痛みは主観的なものなので、本当のつらさは本人にしかわかりません。
ここでは、足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)や動きを改善したい方に整体で改善できる症状と整体効果をご紹介します。
1. 足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の症状
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)にはさまざまな症状があります。
足が痛い(ふくらはぎ、すね、足首が痛い)と言っても、痛みの強さや種類、痛いところや痛くなる動作など人それぞれ違います。
急に痛くなった人もいれば、慢性の痛みに悩まされている人もいます。
そして、足が痛い(ふくらはぎ、すね、足首が痛い)と歩くという生活する上で最も必要な動作に支障がでてきます。
注:ここでは、痛み、しびれ 、違和感などの体の不調を総称して「痛み」と表記します。
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の主な症状
- 足が痛くて長く歩けない
- 足が痛くて歩き方が不自然になった
- 足の他に股関節や膝が痛い
- 足指が痛くて気に入った靴が履けない
- 走ったり、走った後に足(ふくらはぎ、すね、足首)が痛くなる
- 安静にしていても、すぐに再発する
- ふくらはぎがパンパンに腫れる
- 足(ふくらはぎ、すね、足首)に力を入れると痛い
- こむらがえりが多い
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の他にも、膝が痛い。太ももや股関節が痛い。腰やお尻が痛い。などがあります。
2. 足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の診断名
足の痛みが強かったり、なかなか治らないときに病院に行くと問診や画像検査等の結果、なんらかの診断名が付けられます。
このとき、画像所見と症状が一致しないものや、原因が特定できないものもあります。
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の主な診断名
- シンスプリント(過労性脛部痛)
- こむらがえり(有痛性筋痙攣)
- コンパートメント症候群
- アキレス腱周囲炎
- 三角骨症候群
- 伸筋腱腱鞘炎
- 変形性足関節症
- 足関節滑膜インピンジメント症候群
- 足底腱膜炎
- 外反母趾
注:骨折や脱臼、腫瘍、感染症などによるリスクを除外するためにも、痛くなったら、まずは医療機関で受診してください。
3. 足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の治療法
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)を改善する方法は、医療機関での治療、セルフケア、整体やカイロプラクティックなどの民間療法などがあります。
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の医療機関による治療法
- 薬物療法(鎮痛剤、湿布など)
- ステロイド注射
- 運動療法
- インソールやサポーターなどの使用
- 手術療法
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)のその他の治療法
- ストレッチ
- 整体、カイロプラクティック、マッサージ
- 市販薬やサプリメントの使用 など
4. 足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の原因
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の原因と言われているものには、X線やMRIなどの画像所見によるもの以外にもさまざまなものがあります。
足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の原因とされるもの
- 加齢や老化によるもの
- スポーツなどによる使い過ぎ(オーバーユース)
- 誤った健康法や治療法によるもの
足の痛みの原因はまだわからないものもあり特定するのは困難です。
しかし、足の痛みに共通しているのは足(ふくらはぎ、すね、足首)周辺の筋肉が緊張しているということです。
足が痛いという人は足(ふくらはぎ、すね、足首)の筋肉をはじめ、太ももや膝、股関節の筋肉などが硬く緊張しています。
そして、この無意識に緊張している足の筋肉を緩めることができれば足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)を改善することができます。
5. 足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)と整体
病院などの医療機関では、主に骨の異常に注目しますが、整体では、骨を支えている筋肉に注目します。(注:ここでは、痛み回復センター東京の整体を整体と表記します)
痛いのは骨ではなく、その周りの筋肉という考え方です。
筋肉が緊張して過度に収縮すればするほど痛みは強くなり、筋肉の弛緩不全(収縮して元の状態に戻らない)が続けば、症状は慢性化します。
縮んで硬くなっている筋肉は、無理に伸ばそうとする力が加わった時に痛みを発します。
また、縮んで硬くなっている筋肉は無理に伸ばそうとしても伸びないので動きを制限してしまいます。
整体では、何らかの原因(きっかけ)で過度に緊張した筋肉に直接アプローチして痛みと動きを改善します。
骨格のゆがみは骨がゆがんでいるのではありません。
骨を支えている筋肉のバランスが崩れているからゆがむのです。
痛みを感じているのは骨ではありません。
骨の周りの筋肉が緊張しているから痛みを感じるのです。
整体は、緊張して硬くなっている筋肉を緩め、体を「自然に治る状態」にするのが目的です。
足の痛みに、老化・遺伝・オーバーユース(使い過ぎ)・体重の増加などは関係ありません。
身体の状態(コンディション)の問題です。
足が痛い人は、単純に、足が痛くなる状態(コンディション)なだけです。
足が痛くなるコンディションを痛くならないコンディションに変えるのが整体です。
ちなみに、筋肉にアプローチするというのは、筋肉トレーニングやストレッチ、マッサージなどと共通しています。
筋肉トレーニングやストレッチ、マッサージも目的とやり方を間違えなければ痛みは改善します。
ただし、筋力をつける、筋肉を柔軟にする、筋肉をほぐす目的で行っても痛みは改善しません。
目的はあくまでも、無意識に入っている力を抜く、緊張している筋肉を緩めることです。
6. 整体で改善できる症状と整体効果
整体では骨の異常や、診断名で痛みを判断することはしません。
足(ふくらはぎ、すね、足首)周辺の筋肉の状態や、その人の痛みの感じ方などをみて判断します。
整体では、筋肉の状態を元の健康な状態に戻し、痛みと動きを改善します。
足の痛みと言っても、ふくらはぎの痛み、すねの痛み、足首の痛など、さまざまな症状がありますが、痛みの場所が変わるだけでアプローチの仕方は変わりません。
ふくらはぎが痛いときはふくらはぎの痛みに影響する筋肉を緩め、足首が痛いときは足首の痛みに影響する筋肉を緩めます。
整体で改善できる足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の症状
整体で対応できる症状は、外傷(けが)・腫瘍・感染症・内科系疾患等を除く筋肉に関する症状全般です。
筋肉・腱・靭帯の痛み、こり、しびれ、違和感、動き(可動域)を改善します。
具体的には、階段を上る時、立ち上がる時の足首の痛み。しゃがめない、屈めない。など、ふくらはぎに力を入れると痛い、動くと痛い、動かない、動きずらいという症状です。
また、足の痛みは、足だけ痛いというケースは少なく、多くは、膝や太もも、股関節や腰にも痛みがあります。
整体では、足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)だけを見るのではなく、体全体を見て施術を行います。
体全体の筋肉の緊張を緩め、筋肉のバランスが整うと姿勢や歩き方なども自然に改善していきます。
筋肉の緊張を緩めることで得られる整体効果
整体に求められる効果で多いのは、痛み・動き・姿勢(歩き方)の改善です。
実は、この3つはすべてリンクしていて、痛み・動き・姿勢の順に改善していきます。
整体効果1.足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)の不安
足(ふくらはぎ、すね、足首)が痛いと、階段や歩くことがつらくなります。
そして、痛みが長引けば長引くほど「痛みに対する恐怖や不安」が大きくなります。
「悪化したら歩けなくなる」「この痛みを治すには手術しかない」という環境では治るものも治りません。
心が緊張すれば体も緊張します。体が緊張すれば痛みはいつまでたっても無くなりません。
整体では、症状ではなく、あなたという人に向き合い、正しい情報や整体技術を使って痛みと痛みに対する不安を解決します。
「痛み」は筋肉の緊張であり、筋肉の緊張は心の緊張(不安や恐怖)により起こるのです。
整体効果2.足の動きについて
「体は動かさないと動かなくなる」これは、リハビリ経験がない人でもわかるとおもいます。
実際に痛くて動かないでいると筋肉は固まり、関節は動かなくなります。これは確かに事実です。
なかには関節痛には運動療法が効果があるからといって痛いのを我慢して歩かせたり、ストレッチをさせたりする治療家もいます。
しかし、痛いのを我慢しながら動かすと逆効果になります。根性論で解決しようとしても必ず失敗します。順番が逆です。
痛みと痛みに対する不安がなくなれば、みんな体を動かしたくなります。
体を動かしても痛くならないことがわかれば自信がつき、もっと動かすようになります。
そして、「体は動かせば動かすほど動くようになります」
整体はその状態になる「きっかけ」をつくります。
整体効果3. 姿勢(歩き方)
足が痛い(ふくらはぎ、すね、足首が痛い)方が特に気にされるのが、脚の長さの違いや歩き方です。
まず、脚の長さの違いですが、脚の長さの違いは、骨や軟骨とは関係ありません。
軟骨は数ミリしかありませんし、整体師であれば誰でも直せます。
詳しくは別の記事でご紹介しますが、自分で簡単に直すこともできます。
ただ、歩き方については、少し時間がかかるかもしれません。
長年痛みをかばって歩いていると体は自然な歩き方を忘れてしまいます。
いろいろな歩き方のコツをアドバイスされ気をつけて歩くと逆に不自然だったりします。
歩くという動作は、足の関節だけでなく、腕、肩、腰…など全身の筋肉を使います。
全身の筋肉の連動がスムーズに行われないと自然な歩き方にはなりません。
整体では足に痛みがあっても足(ふくらはぎ、すね、足首)だけを見るということはしません。
体全体の動きを見てバランスや状態を整えます。
整体で対応できる症状をわかりやすくいうと、力を入れたり動かすと痛い、動かない、動きずらいという筋肉に関する症状を改善します。
また、筋肉の緊張を緩め、筋肉のバランスが整うと姿勢や歩き方なども改善していきます。
7. 足の痛み(ふくらはぎ、すね、足首の痛み)でお困りの方へ
痛み回復センター東京の目的は整体を通じてより豊かな生活を送っていただくことです。
あなたの笑顔のために痛み回復センター東京は全力でサポートします。