「骨の変形」の呪縛を解く|画像診断と痛みの”不都合な真実”

「骨の変形」の呪縛を解く

画像診断と痛みの”不都合な真実”

目次

「写真に写っているから、痛いんだ」…それは本当ですか?

「レントゲンで骨が変形していると言われた」

「MRIで脊柱管が狭くなっているのがハッキリ写っていた」

「だから、この痛みは仕方ないんだ…」

病院で自分の骨の画像を見せられ、「ここが悪いですね」と言われた瞬間、あなたの脳に「私の体は壊れている」という強烈な”呪い(ノセボ効果)”がかかってしまった可能性があります。

その「呪い」こそが、あなたの痛みを長引かせている最初の原因かもしれません。

こんにちは。慢性痛専門の整体院「痛み回復センター東京」の早坂秀一です。 ロードマップの第一歩は、この「構造(骨・画像)への信仰」を疑うことから始まります。

画像と痛みは一致しない

まず、あなたに知ってほしい「医学界の常識」があります。 それは、「画像に異常があっても、痛くない人は山ほどいる」という事実です。

【衝撃のデータ】

ある有名な研究によると、「腰痛が全くない健康な人」のMRIを撮っても、76%に椎間板ヘルニアが見つかり、80%以上の高齢者に骨の変形(狭窄)が見つかったという結果が出ています。

(→詳しくはなぜ慢性腰痛は治らないのか?で解説しています)

つまり、あなたの「変形」や「ヘルニア」は、白髪やシワのような「加齢変化」に過ぎず、痛みの「直接の犯人」ではない可能性が高いのです。

【STEP 1のゴール】「構造論」からの解放

【STEP 1のゴール】

  • 「骨が変形していても、痛くない人はいる」という事実を知る
  • 「私の痛みは、骨の変形だけが原因ではないかもしれない」と気づく

このように、「構造論(骨のせい)の呪い」から思考を解放することが、第一歩です。

呪いが解けたら、次のステップへ

「骨じゃないなら、一体なにが原因なの?」 その疑問が湧いてきたら、あなたはもう「治るルート」に乗っています。

次は、痛みの「本当の正体」を知る番です。「痛みは敵ではない」という、驚きの事実をお伝えします。

次の記事へのリンク:
【STEP 2】「痛み=脳の警報」と理解する >

  • 参照論文:
    1. Brinjikji W, et al. (2015)
      • Systematic Literature Review of Imaging Features of Spinal Degeneration in Asymptomatic Populations. (AJNR)
      • 内容: 痛みのない健康な人でも、20代で37%、80代で96%に「椎間板変性」が見つかることを証明した決定的なシステマティックレビュー。
    2. Jensen MC, et al. (1994)
      • Magnetic Resonance Imaging of the Lumbar Spine in People Without Back Pain. (NEJM)
      • 内容: 腰痛のない人の64%に椎間板異常が見つかったという、MRI研究の金字塔。

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この記事を書いた人

早坂 秀一のアバター 早坂 秀一 痛み回復センター東京代表/日本慢性痛施術者協会理事/慢性痛施術者・整体師(臨床歴13年)


もう治らない」と諦めかけているその痛み、実は体だけでなく「脳や心の緊張」が原因かもしれません。 私は、単に筋肉をほぐすだけでなく、対話を通じて不安を取り除き、あなたが本来持つ「回復する力」を引き出すことを大切にしています。


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